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FXの国内業者と海外業者の違いとは?おすすめはどっち?

      2019/04/19

FXの口座を開設する際、国内業者と海外業者のどちらにするべきか迷ってしまった、という経験をお持ちの方は少なくないと思います。

とくに、はじめての投資ともなれば右も左もわからないわけですから、迷ってしまう気持ちもよくわかります。

本記事では、そんなFX初心者に向けた国内FX業者海外FX業者の違いと、どちらがおすすめなのかについて解説してありますので、ぜひ最後までご覧ください。

FXの国内業者と海外業者を徹底比較

FXにおける国内業者と海外業者の違いは下記の通りです。

① 年間取引高
② レバレッジ
③ スプレッド
④ 取引ツール
⑤ 安全性

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①年間取引高

FXと言えば、海外で盛んに行っているイメージを持っている人も多いでしょう。
実際に規模も大きいわけですから、そう考えるのは当然です。

しかし、意外にもFXの年間取引高は国内業者が圧倒的で、2016年のデータでは1位~5位までを日本の業者が占めています。
その取引量は実に全体の70%にも達するほどですから、いかに国内業者が強いかがわかると思います。

②レバレッジ

レバレッジに関しては、海外業者が国内業者に大きく水をあけています。
国内業者は、金融庁のレバレッジ規制があるため、個人口座では25倍の制限があるのに対し、一方の海外業者は数百倍、果ては数千倍まで可能です。

レバレッジ規制の効力は国内にしかないため、影響を受けない海外業者はこれだけの数字を示すことができます。

③スプレッド

スプレッドにも違いがあり、国内業者はDD方式(原則固定スプレッド)が多く、海外業者はNDD方式(変動制スプレッド)が多いです。
かならずしもこの限りではありませんが、傾向としてはこのように分かれます。

また、国内業者のスプレッド競争が激しいことや、DD方式を採用していること、取引量が多いことから、インタ-バンクを経由することなく自社での決済が可能なため、ドルやユーロといった取引量の多い通貨は、国内業者が安く提供していることが多いのも特徴と言えます。

④取引ツール

国内業者と海外業者では、取引ツールにも違いがあります。
大きく利益をあげている国内業者の場合、国産のアプリなどの取引ツールが充実していますが、海外業者は実質の世界基準と言っても過言ではないメタトレーダーが主流です。

使いやすさはどちらが上ということはありませんが、メタトレーダーは主流になるだけの魅力があるツールで、かゆいところに手が届く、非常によくできたツールであることは間違いありません。

⑤安全性

海外業者に対して、安全性にどうしても不安を抱くと思います。
日本の場合、金融庁が投資家保護のための指導をおこなっており、前述したレバレッジなどでもリスクができるだけ少なくなるように制限が設けられています。

一方の海外業者は、金融庁の管轄外ゆえに、投資家保護が手厚いかと言えば答えは“NO”です。
より安全に取引するのであれば、国内業者一択と言えそうです。

FX投資は国内業者おすすめ

FXにおける国内業者と海外業者の違いについて解説してきましたが、正直なところ、国内業者の方が圧倒的におすすめです。
たしかに、大きくもうけるならハイレバレッジの海外業者を選ぶべきですが、サービス面や安全性を考えたらリスクの方が勝っています。

ただ、海外業者がダメということではありません。
うまく利用するにはそれなりの知識と経験が必要であり、言わば上級者向けであるがゆえに初心者にはおすすめできないだけの話です。

まずは国内業者でしっかり儲けがだせるように練習してから、海外業者へとステップアップするのが良いのではないでしょうか。

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