不登校になった時に求められる対応と保護者におすすめしたいカウンセリング
2021/06/29
我が子が急に「学校に行きたくない」と言われたら、保護者のあなたはどう答えますか?
一度だけなら休ませてあげる方も多いと思いますが、それが何度も続くと「怠けているだけでないか」と子どもを責めたり理解できないからと無理に学校に登校させるという方もいるでしょう。
ですがそれは子どもからのSOSの可能性があります。
子どもは大人に比べて不安を言語化したり、自分の気持ちの変化を自覚する経験が乏しいためストレスを感じると身体的な症状が出てしまうことがあるのです。
子どもからのSOSを見逃してしまい怒ってしまったり距離を取ってしまったり無理に学校に行かせようとすると「親に理解してもらえない」と子どもは心を閉ざしてしまい解決から遠ざかってしまいます。
コンテンツ
まず親にできるのは、子どもの話をじっくり聞くこと
「学校に行きたくない」と何回も言われたら一度じっくりお子さんと向き合って話す時間を作りましょう。
お子さんが不登校になってしまう原因は複数に渡る場合もあり、最初は話したがらないお子さんもいますが、そういう時は話せそうだとお子さん自身が思える時が来るまで待つ、または少しの時間からはじめてみてください。
できるときにお子さんと向き合ってひたすら話を聞いてください。お子さんは誰かに話すことで気持ちを少しでも整理しようとしています。
親からのアドバイスを求めていない場合も多いのです、「忍耐強く聞いてあげること」を意識してみましょう。
もし親が追い詰められてしまったら
不登校の我が子と向き合っているうちに保護者の方が子どもと向きあっているうちに追い詰められてしまうパターンもあります。
普段の子育てに加えて
- 不登校の原因が分からなければ、どうして子どもが不登校になってしまったのか
- 原因を知りたいからと学校での出来事を聞いていいのか
- 不登校の我が子にどういった言葉をかけていいのか
- もしかしたら親の育て方がよくなったのか
- この状況が続くのなら勉強の遅れや学校・教師との連携をどうしたらいいのか
といった悩みが付きないからです。
親も子育てに関してははじめての事ばかり、我が子の不登校の問題を親だけで解決しようとするのは難しいです。
子どものケアを優先するのは当然ですが保護者自身のケアを疎かにしてしまい孤独になってしまうケースもあります。
前よりも気分が落ち込みやすくなったと思ったら自分の親や信用できる知人、身近な人が難しいのであればクリニックの医師やカウンセラーに相談して気持ちをアウトプットする機会を設けるようにしてください。
今は不登校のお子さんや保護者の方を専門に扱うカウンセラーもいます。対面でのカウンセリングだけでなくZOOMなどオンラインツールを利用すれば遠方にいてもカウンセリングも受けやすいので頼ってみるのもいいでしょう。
保護者の方もカウンセリングを受けられる場所
不登校専門カウンセラー阿部伸一(横浜)
不登校専門のカウンセラーで不登校専門の個別指導塾や家庭教師派遣、フリースクールも運営。不登校を経験された方や保護者を対象にした交流会も定期的に開催されています。カウンセリングではお子さんひとりひとりに合わせたアドバイスをしてくれます。
不登校の相談・セミナー|阿部伸一オフィシャルサイト
心のサポートオフィス(東京)
心のサポートオフィスでは、不登校・引きこもり・強迫性障害などのお悩みを持つお子さんのカウンセリングをお願いできます。
家族問題でお悩みある方はご家族でのカウンセリングも可能です。
心のサポートオフィス カウンセリング | 子どもの強迫性障害、不登校を改善 東京都中央区
北大阪セラピーラボ(大阪)
不登校専門30年のベテランカウンセラーが対応!1回限り(約90分)無料でのカウンセリングが受けられるので気軽に相談できます。お子さんへの対応で困っていること、お子さんの不登校の場合は解決に向かいやすいかなど気になっていることをまずは聞いてみてください。
不登校専門カウンセリング | 北大阪セラピーラボ | 小学生・中学生・高校生の不登校でお悩みの親御さん対象 | 無料相談あり | 大阪府茨木市
不登校の相談・支援は『SMILE』(愛知)
初回カウンセリングはお気持ち制を取っているのが愛知でカウンセリングを行っている不登校の相談・支援『SMILE』。
学校にどうしたら行けるかだけでなく、お子さまに合った方法を一緒に考えていこうというスタンスでのカウンセリングを行っています。
訪問サポートも行っているので、心のケアだけでなくご希望があればお子さんに学習サポートもしてもらえるそう。
不登校の相談・支援は『SMILE』|心のケアから学習支援まで|一宮|稲沢|北名古屋|岩倉
子どもの話に耳を傾けて、親自身もアウトプットする場を設けよう
不登校に対するハードルは下がっていますが学校への復帰となると中々難しいです。
不登校は原因がわかってもすぐに学校に行けるようになるものではありません。
お子さん自身の心の回復と気持ちの整理ができたときに、はじめて次への一歩を踏み出せるのです。
親ができることは我が子と向き合う時間をつくり、信頼すること。まずはお子さんのペースと選択を尊重してあげましょう。
保護者の方も定期的に外部との連携を取ったりカウンセリングを受けて自分を責めない、アウトプットする機会を持つことも大切です。
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