外壁塗装・屋根塗装はなぜ必要か

外壁塗装・屋根塗装はなぜ必要なのでしょうか︖外壁や屋根は常に雨風や紫外線に晒されており、徐々に色落ち、ひび割れなど劣化が進行して行きます。外壁や屋根の塗装は、大切なマイホームの状態や資産価値を保つためには欠かせないメンテナンスだと言えます。

外壁や屋根の塗装が必要な主な理由

外壁や屋根の塗装が必要な理由を見てみましょう。

風雨・紫外線などから家を守る

家は風雨や紫外線から常にダメージを受け続けています。台風や大雨、強風や大雪など過酷な環境から家を守っているのが外壁や屋根の塗装です。塗装が劣化して剥げてくるとひび割れなどの原因になり、雨漏りが起こる可能性が出てきます。雨漏りが起こると家の寿命を著しく縮めてしまいます。

外壁材や屋根材は塗料で保護されています。外壁材や屋根材自体には防水性はほぼありませんので、塗装することによって雨水に対しての防水性を発揮することができるようになります。

きれいに塗装して外観を良くする

外壁・屋根塗装は外壁と屋根の保護だけが目的なのではありません。美観の向上も外壁・屋根塗装の大きな目的です。塗装の色が落ちて家が古めかしくなってしまっているのは気持ちがいいものではありません。塗り替えで家を新しく見せる、美観を良くすることも塗装の目的です。

家の資産価値を高める

外壁・屋根塗装によるメンテナンスは資産価値の維持・向上にも必要なことです。

同じ築年数の家であっても、定期的に塗装などのメンテナンスがなされている家と、一切メンテナンスがされておらず塗装が色あせしてしまっている家では、資産価値が全く違ってきます。家の資産価値の維持するためにも、外壁や屋根などの塗装を定期的に行うことは大きな意味があることです。

外壁・屋根塗装におすすめの塗料の種類

外壁や屋根塗装に使う塗料の種類にも様々な種類があり、特徴、耐用年数、価格に違いがあります。

アクリル塗料（耐用年数 3～5年）

アクリル系の合成樹脂塗料。値段が安いのが特徴ですが他の塗料と比べ耐久性が低く、耐用年数が短いため、最近はあまり使われません。短期間でこまめに塗り替えしたい場合にはおすすめできる塗料です。

ウレタン塗料（耐用年数 5～8年）

ウレタン系の合成樹脂が塗料。アクリル塗料よりも耐久性、防水性に優れ耐用年数が長い塗料です。密着性が優れているため塗装の剥がれなどを補修するのにおすすめの塗料です。

シリコン塗料（耐用年数 8～12年）

シリコン系の合成樹脂塗料。住宅用塗料の80%のシェアを占める料塗です。耐久性に優れており、耐用年数が長いのが特徴です。価格はアクリル塗料、ウレタン塗料よりも高いですが、耐用年数が長いので塗り替えの頻度が少なくて済みます。価格と耐久性のバランスが良いコストパフォーマンスに優れた塗料です。

フッ素系塗料（耐用年数15年～20年）

フッ素系の合成樹脂塗料。耐用年数が20年と耐久性が高く、高品質な塗料です。値段が高いため一般の住宅ではあまり使われることはありません。

無機塗料（耐用年数 20年以上）

無機物で作られた塗料。紫外線に強く、耐久性が非常に高い塗料です。紫外線に強く耐用年数が20年以上と長いのが特徴です。最高品質の塗料で、値段も高価な高級塗料です。

上記に取り上げた以外にも遮熱塗料は、熱を遮熱して外壁・屋根の温度を下げ、室内の温度も下げる効果があります。値段は割高ですが、遮熱塗料を使用してリフォームを行った場合、補助金が支給される自治体もあるため、安い費用で外壁、屋根リフォームを行うことも可能です。

どの塗料を使うと一番ベストなのかは、外壁や屋根の素材、劣化の具合、住宅の立地条件などによっても違ってきますので、塗料に詳しい塗装業者に相談されると良いでしょう。

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